hanasakaのブログ

生活の記録です。

癌を道連れに。

一年に一度の胃カメラ検診に行って来ました。



五年ほど前にガン検診を受けた所、初期の胃ガンと診断されました。


内視鏡的粘膜下層剥離術を受けました。
初期の初期だと言われました。


全く自覚症状はありませんでした。
検診を受けたおかげで早期発見だったと思います。


以後、一年に一度、胃カメラ検査をするように言われています。


胃カメラなんて美味しくないし、喉に麻酔をするのですが(オエ〜)となりそうなんです。


今年は鎮静剤を使用して受けようと決心しました。


申し込んだ時に❲車の運転はしません❳との誓約書を書かせられました。


そこで行きと帰りに乗合タクシーを利用しようと考えたのです。



事前に予約すると家の近くまで来てくれるのです。
沢山の人が乗る想定でしょうが、乗車したのは私一人でした。
病院からの帰りも乗ったのは、私一人でした。
市の委託を受けての営業でしょうが、こんなんで採算が合うのかしらと思いましたけど。

片道500円。

タクシーだと病院まで3000円は掛かるでしょう。



鎮痛剤使用の胃カメラ検査は、何もわからない内に終了しました。


休憩コーナーがあり、そこで一時間ほど
寝ていました。



ボケ~としてなかなか気分がよかったです。


その後に診察があったのですが組織を採ったので結果を聞きに来て欲しいと言われました。


アルバイトの先生でしょうか週に二日しか出勤されてないそうです。
その出勤日と私の休みが合わなくて結局結果を聞きに来るのは八月になりました。
先生の出勤日に合わせて、私が休みを取ることにしたのです。
八月の休み希望は今からでも出来るのです。


細胞診検査の結果を聞くのは本当に嫌なものです。


七年程前に、この病院で乳ガンとの診断を受けました。
紹介状を書くので金沢大学附属病院に行くように言われました。
検査の結果、乳腺腫瘤でガンではありませんでしたが、これもまた一年に一度
検診に来てくださいと言われているのです。


60歳を超えるとガン年齢でガンに罹患する事が増えて来るそうです。


いよいよ私もガンを道連れに歩いて行かなければならない年齢になったのです。


トホホ。😭



癌に散る。


お嫁さんのお父さんが、お亡くなりになられました。
享年68歳。


8年ほど前に、9時間に渡る下顎ガンの手術を受けられています。


その後は元気に暮されていました。
多趣味な方でした。
ボクシング。ギター演奏。バックなどの
革製品の制作。


公務員を定年退職されてからは、米や野菜を作られていました。


今年の正月に長男一家が帰った時には
いつもとお変わりなかったそうです。
それが3月に金沢医科大学病院に入院されたのです。
肺と骨に再発していて、抗がん剤と放射線治療を受けられました。
末期との診断でした。
退院され自宅に帰られました。
3月まで公立保育園の園長をされていた
奥様が「私が家で看る」と言われたのです。
往診、訪問看護サービスを受けながらの自宅療養でした。
脊髄までガンが広がり痛みのコントロールが難しかったようです。


「母は、みるみる内に痩せていった」と嫁が話しました。
24時間末期ガンの患者の方を自宅で看る事はどれだけの心労でしょう。


自宅でターミナルを迎えられたのも
奥さんの強い決心と年齢的に60歳とまだ若く体力もあった事と長男夫妻と同居されている事もあるように思います。


コロナ下で今でも病院の面会制限は続いています。
在宅であったので子供や孫に囲まれて過ごされたようです。
嫁も連絡があってから5日間ほど帰っていました。
会話の出来る時もあったようです。



私の夫もガンでした。
胃ガンの手術後9年目に胆管細胞癌を発症しました。
福井医科大学病院に入院しました。
できている場所が門脈の近くで手術も放射線治療も出来ない、抗がん剤も気休め位にしかならない。
治療法が無いので近くの病院に転院するように言われました。
転院する事を決めたその夜に急変しました。
肝性脳症を発症したのです。
それ以後は昏睡状態が続きました。


ただ寝ているだけの姿を見守るだけでした。


でも病院にいるんだ、何かがあれば対応してもらえると言う安心感はあったように思います。


在宅で看取ると言う事は私には出来なかったと思います。


嫁のお母さんは凄い方だと思います。


孫達は「私達におじいちゃんはいないね」と言いました。


父方のおじいちゃんには会った事もないのですけどね。


でも、二人のおじいちゃんの血が孫達の中に流れている事を感じます。

今夜は七夕🎋ですねえ〜。

彦星と織姫が天の川を挟んで向かい合っていて、一年に一度、七月七日だけ会えるという言い伝えから始まった七夕祭り。


今宵は天気も良くて二人は一年に一度のデイト中かな。


七夕には短冊に願い事を書きますねえ。




近くのスーパーの七夕飾り。



グループホームの七夕飾り。


短冊に書かれた願い事。


☆毎日元気にすごせるように。
☆目が見にくいので治りますように。
☆長生きできますように。
☆いつまでも おいしいものが食べられ
 ますように。
☆人にめいわくをかけないように。


皆様の願い事が叶う事を星に祈ります。



95歳の方が短冊に書かれました。


気は長く、心は丸く、腹立てず
口つつしめば命長かれ。


長寿の極意かもしれません。


🎋🎋🎋🎋🎋